農薬使用のポイント

  • 農薬の袋に系統別に色を付けるなどして区分して保管します。
  • 他系統の薬剤とのローテーション防除を行います。
  • 病害や害虫が発生していることに気付いたら間髪を入れずに防除する必要があります。一晩で菌密度は2倍でなく10倍増えると思ってください。
  • 農薬を使用して病害を防除する場合、予防効果のある薬剤をベースに防除体系を組み、ここ一番の時に殺菌効果のある薬剤を使用するなど、常に菌密度をコントロールするイメージを持つことが重要です。
  • 農薬を使用して害虫を防除する場合、害虫の生育ステージに合致した農薬を選定し、リサージェンス(注)に注意して、常に害虫密度をコントロールするイメージを持つことが重要です。

※注)合成ピレスロイド剤は殺虫スペクトラムが広いため、その使用により天敵相も破壊され、その結果、害虫の発生がかえって多くなることがあること。

※秀農業経営コンサルタントでは、顧客様の防除実態を把握することにより、より効率的で効果的な農薬の使用方法を提案することができます。