法人化

1.法人化の意義

・法人化することにより経営資源が結集し、新たな商品やサービスの創造が可能となったり、取引先・金融機関・消費者からの信用が高まるなど様々なメリットが生まれますが、農業の場合最も大きな意義は「経営者意識が改革される」ということです。

2.法人化の目標と達成の道筋

・法人化した場合の当面の目標は、人材、農地、資金、知識・技術等を結集することにより、営業利益が出せる経営体(=補助金・奨励金なしで運営できる経営構造)になることです。
・そのための道筋として、現状の把握と課題の抽出、それに対する改善策の樹立と実行のPDCAサイクルを確立し、本業の収益率を高めることを最優先します。
・さらに、集中した資源を有効活用して新たな商品やサービスを創造・提供するなど経営の幅を広げていきます。
・ここでポイントになるのが、農業においては特に「地域とともに発展していく」ことを忘れないことです。
・例えば農業経営におけるマーケティングも、生産志向、製品志向、販売志向から顧客志向へと変化し、最終的には社会志向へと進化していくもので、それぞれの段階に適した戦略を構築していくことが求められます。

※秀農業経営コンサルタントでは、顧客様の企業的経営能力の向上をあらゆる面からサポートしていきます。